オキシクリーンという洗剤がなにやらめっちゃ汚れが落ちると話題です!
特にオキシ漬けは、頑固な汚れが簡単に落とせる方法だと聞いて、実際に試してみました。
この記事は、初めてオキシ漬けをする人向けに、衣類、洗濯槽、風呂釜配管のオキシ漬け
の方法をご紹介します!
オキシ漬けのやり方
オキシ漬けの元となるオキシクリーンは酸素系の漂白剤です。
その成分は、過酸化ナトリウムでお湯に溶けると酸素の泡を出し、汚れを浮き上がらせ
簡単に汚れを落とせるらしいのです。
そこを上手く利用したのがオキシ漬けです。
また、漂白剤と聞くと『ツーンとしたニオイ』を思い浮かべるかもしれませんが、
オキシクリーンは石鹸の爽やかな匂いです。
オキシ漬けのやり方は、ズバリお湯で溶かして漬けるだけの簡単な方法です。
オキシクリーンをお湯で溶かしたものを【オキシ液】と言います。
基本のオキシ液は
オキシ漬けに入れる衣類の量や洗濯機、風呂釜の大きさによってお湯とオキシクリーンの
量を調節してください。
私からのポイントもご紹介していますので参考にしてください。
オキシ漬けで衣類の洗濯をする方法
使用目的 : 頑固な汚れ、臭い、除菌
衣類 → 黄ばみ、食べこぼしのシミ、皮脂汚れ(YシャツやTシャツの襟、袖口など)、
タオルの生乾き臭
【例】 お湯4リットルに対してオキシクリーン30グラム
①洗面台や桶などに40度~60度位のお湯を張ります。
②オキシクリーンをお湯の中に入れしっかり溶かしオキシ液を作ります。

素手では作業しないでね。ホイッパーなどを使うと簡単に溶けますよ!
③オキシ液の中に、汚れのあるものを入れ漬け込みます。汚れ具合にもよりますが、
20分から2時間ほど漬け込みます。(最長6時間まで漬け込み可)
④最後にしっかり水ですすぎます。
オキシ漬けで洗濯槽の掃除をする方法
使用目的 : 洗濯槽の裏側の汚れ、カビ、臭い
洗濯槽 → 石鹸カス、糸くずフィルターのカビ、カビ臭
【例】 お湯60リットルに対してオキシクリーン450グラム
①各家庭で使用している洗濯機の大きさにもよりますが、洗濯機の最高水位までお湯(40度~60度)を入れます。
②オキシクリーンを入れます。

オキシクリーンを直接洗濯槽に入れるのではなく、一度バケツや湯おけでオキシクリーンをしっかり溶かします。そのオキシ液を洗濯槽に入れると、溶け残りがなくしっかり洗浄できますよ。溶かす時はホイッパーなどを使ってね!
③約8~10分間、洗濯機を回しその後放置しておきます。
④途中(目安ですが2時間後あたり)で再び洗濯機を回すと、黒いピラピラした物体が洗濯槽の奥から大量発生してきます。びっくりしますが洗濯槽洗浄が成功している証拠です。お風呂場などで使用しているネットを使って、剥がれた汚れをしっかり取り除きましょう。
⑤6時間後に再び洗濯機を回します。残っていた洗濯槽の汚れを容赦なく浮き上がらせそのまま排水します。
⑥通常の洗濯コースを1~2回行って終了です。
オキシ漬けで風呂釜の配管を掃除する方法
使用目的 : 配管内の汚れ、配管フィルターの汚れ、臭い
風呂釜の配管 → 配管内の湯垢、配管フィルターのぬめり、カビ
【例】 お湯100リットルに対してオキシクリーン750グラム
①各家庭で使用しているお風呂の大きさにもよりますが、浴槽にある風呂釜穴より5センチほど上まで、お湯を入れます。

洗濯槽の掃除と同じ様に、オキシ液を作ってから風呂釜に入れてね!
②風呂釜に溶かしたオキシ液を入れ、軽く混ぜます。その後追い焚きをして配管の中までしっかりオキシ液を行き渡らせます。
※お湯の温度が高いので追い焚き機能がすぐ止まってしまうかと思います。2~3回追い焚きを繰り返してください。

この時、せっかくなので湯おけ、イス、風呂蓋、お風呂で遊んでいるおもちゃも一緒にオキシ漬けしましょう。漂白、除菌効果もあり湯垢などもきれいに落ちますので一石二鳥ですよ。
③6時間、もしくは一晩おいてから一度追い焚きをして、排水します。
④最後にシャワーですすぎ、再び風呂釜の穴5センチほど上までお湯を入れ、追い焚きをして排水で終了です。
追記:④の追い焚きをしている時、穴から出る泡がなかなか消えない時は、もう一度排水し再びお湯を入れ、追い焚き排水することをおすすめします。すすぎ残りが心配ですので。
オキシ漬けの分量の早見表
お湯とオキシクリーンの量別に分類してみました。
【衣類】 → 衣類の黄ばみ、皮脂汚れ、シャツの襟、シャツの袖口、食べ物のシミ、タオルの生乾きの臭い
【キッチン】 → 布巾、湯呑の茶渋、ガラスコップのくすみ、五徳の油汚れ・焦げ付き、魚焼きグリル
【その他】 → ぬいぐるみ、靴(上履き、スニーカー)、雑巾
【お湯 4リットル : オキシクリーン 30グラム】
【お湯 24リットル : オキシクリーン 180グラム】
【お湯 60リットル : オキシクリー 450グラム】
【お湯 100リットル : オキシクリーン 750グラム】
オキシクリーンを使用する上での注意事項
1:素手では触らない、ゴム手袋を使いましょう
2:使用できない素材一覧
・ペルシャ製カーペット
・革製品
・畳
・宝石
・大理石
・シルク
・サビ
・金属全般
・ジュート・チーク材・仕上材等
※表示がないもので心配な時は、目だたない箇所にオキシ液を付けて色落ちなどの変化がないか確認しましょう。
3:金属は変色する可能性があります
※オキシ液が金属についたときは、すぐに水で洗い流してください。
オキシ漬けをやって感じたこと
オキシ液を作り、洗濯槽に入れオキシ漬けした時に、現れた黒いピラピラが衝撃でしたね。
『どんだけ汚れてたんだよ』って、はずかしい・・・ですが。
それと、オキシ漬けをして気がついたのが、お風呂の残り湯の再利用でした。
オキシクリーンはお湯と一緒に使うと最大限に効果を発揮してくれるので、ぜひ風呂の残
り湯でオキシ漬けをして欲しいです。
例えば、レースのカーテン、シーツ、布団カバーなど大きな布系の物をオキシ漬けするに
は最高でしたよ。
オキシ漬けって、つけ置きしている間は他の事ができるので、時間を有効的に使えること
にも気づきました。
きっとオキシ漬けをすることで、自分なりのアイディアが色々湧いてくると思います。
ぜひ、楽しみながらキレイを実感してはいかがでしょうか。